高反発寝具のメリット・デメリット

 

最近、睡眠の質が話題になることが多くなったように感じます。人は、1日のうち3分の1程度の時間を睡眠に費やしますから、無理もありません。睡眠の質をあげるには、どんな寝具を使うかも重要になっていきます。今回は、高反発の寝具について、メリット、デメリットを中心に紹介していきたいと思います。

 

高反発の寝具とは

そもそも、高反発マットレスというのは、低反発マットレスができる以前の通常のマットレスのことで、低反発のマットレスが開発された後に、その逆の性能ということで高反発と呼ばれるようになりました。高反発のマットレスは、低反発のマットレスと比べて表面が固めで軽く、反発力が強いので、体が沈みにくいといった特徴があります。通常、100N(ニュートン:反発力を示す単位)以上のものが高反発と言われます。姿勢が崩れにくいため、体の一箇所に負担がいきにくく、一般に、腰痛持ちの人、目覚めが悪い人、体が凝っている人、横向きで寝ることが多い人に向いています。

 

 

高反発の寝具のメリット

高反発の寝具には、次のようなメリットがあります。

 

重量が軽く、持ち運びやすい

低反発マットレスに比べて、高反発マットレスは軽いです。軽い方が移動も楽ですよね。

 

通気性があり、蒸れにくい

高反発のマットレスは、目が荒く、その分隙間が多く生まれます。空気の通り道ができて、蒸れにくく、カビもできにくいのが特徴です。洗えないマットレスもあるので、ありがたいですよね。

 

弾力性があり、へたりにくい

弾力性があるということは、へたりにくく、寝具が長持ちするということです。せっかく自分に合う寝具を見つけたら、できるだけ長く使いたいですよね。

 

正しい睡眠姿勢が取れる

上で述べた通り、高反発のマットレスは反発力が高いため、お尻や腰の部位だけが沈みすぎることを防ぎます。ですから、立ち姿勢と同じように、緩やかなS字カーブを保つことができます。それにより、寝返りが打ちやすく、腰痛改善や体のコリ解消、疲労回復、に効くと言われています。

 

 

高反発の寝具のデメリット

高反発の寝具には、次のようなデメリットがあります。

 

値段が高い

高反発の寝具は、よく芸能人が使っていると紹介されたりもしますが、価格が低反発の寝具より高い場合が多いのも事実です。

硬くて寝心地が悪い

姿勢をキープできるのがメリットですが、硬いので眠りにつく前の心地よさは柔らかい低反発の寝具が勝ります。

 

高反発の寝具の選び方|どんな種類があるの?

 

高反発の寝具にも、低反発の寝具にも、それぞれメリット、デメリットがあり、それぞれの体にあった寝具を使用することが大切です。加えて、高反発の寝具だけでも、売りにしている性能の特徴が何種類かあります。注目する性能は次の通りです。

・反発力が十分であるもの
・密度が高く、耐久性に優れているもの
・手入れがしやすいもの

 

手入れがしやすいというのは、三つ折りにしてたためるものや洗濯可能で子供がおねしょをしても困らないもの、軽くて毎日干すのが楽なものなど、お手入れ方法に合わせて選んでほしいということです。ただし、三つ折りのものを選んでしまうと、折り目の部分の体圧分散力はゼロに近く、へたりやすいので、ご注意を。また、値段が性能に見合っているか、考えて選びましょう。お値段がお得でも、その分性能が悪かったら元も子もないですからね。

 

自分に合った高反発寝具を選ぼう

 

高反発、低反発で特徴はありますが、高反発のマットレスだけで考えても、質や性能が異なり、体に合うもの、合わないものがあります。性能を調べるだけでなく、実際に試してみることが大切です。自分の体に合った寝具を見つけて、睡眠の質を改善していきましょう。